「ムスターグ・タワー/パキスタン」

2022年08月23日

ムスターグ・タワー(Muztagh Tower)は、パキスタンのカラコルム山脈のバルトロ山群にある山。K2の西南西15km、パキスタンと中国の国境にある。標高は7,276m。ムスターグとはトルコ語で「氷雪の山」という意味。「タワー」の名の通り、まるで人工的に作られた塔のような形状が特徴。1909年のK2遠征に参加したイタリアの登山家ヴィットリオ・セッラがバルトロ氷河上部(ムスターグ・タワーの南東側)から撮影した姿は、双耳峰の片方が完全に隠れていたため、尖塔のような形と思われていた。

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