「マカルー/ネパール」
2022年07月15日
マカルー(Makalu)は、ヒマラヤ山脈にある山。エベレストの東方約22kmに位置し、標高は8,481mで世界第5位。ネパールとチベットにまたがり、マカルー・バルン国立公園内にある。その山頂は四角錐状になっており、狭い鞍部を挟んだ北側には別の頂であるチョモロンゾ(7,818 m)がある。マカルーは、急な斜面や切り立った峰などから、世界でも屈指の登りづらい山として知られている。特に西壁は、デスゾーン手前から山頂付近まで部分的にオーバーハングした垂直の岩壁が続くという難しいルートのため、一流クライマーの挑戦を退け続け、核心部は未踏となっていることから「ヒマラヤ最大の課題」とまでいわれている。